女三世代〜認知症の母を自宅介護〜ダブルケア日記@佐賀県みやき町

佐賀県みやき町で実家で認知症の実母と同居しながらダブルケアしているちぃこの日記です♪

おはよう日本で、放送されました。

今日は、全国ネットで放送されました。

 

覚悟はしていたけれど

応援のメッセージ以外のメッセージが。

 

あれね、ぶっちゃけ傷つくんだよね。

何にも考えないで行動してるわけじゃないから。

でもきっと、その人は、自分の物差しで

私のことを測り、私がどんな風に

その決断に至ったかを知らないんだよ。

 

 

部屋が散らかってるのも汚いのも分かってる。

あの散らかりが原因でイライラすることもある。

 

でもね、部屋の片付けを完璧にしようとした為に

母を監視し、子ども達を怒鳴りつけ

私の一声で動くように支配し

掌握することに一生懸命になった時期があった。

 

そんな生活を続けているうちにね

母も、子ども達も、私も

どんどん疲弊していったの。

 

だからね、そこを諦めた。

 

多少散らかっててもいい。

埃かぶっててもいい。

 

母を監視し、怒鳴りつけ

また、こんなことして!

と言い続け、母を追い詰め。

 

娘達には、ここで遊ぶんじゃない。

なんで、何度言っても片付けないんだ。

あんた達のせいで、

今日も掃除しなきゃいけないじゃないか。

と、娘達を追い詰め。

 

そんな怒鳴り怒り続け

家族の行動を監視している自分に

心底嫌気がさしたの。

 

私は、家族の何を大事にしたい?

私は、この家で、子育てと介護をする。

って決めた時に、どんな風景を想像したんだっけ?

 

って、思い出したの。

 

 

そしたらさ、私達家族がやいやい言いながらも

追い詰め過ぎることもなく

笑い合える家にしたかった。

そんなことを思い出したの。

 

他人の目?

そんなのね、ぶっちゃけいらない。

他人の視点ならいるよ。

だって、新たな発見を持ち込んでくれるから。

 

でもね、他人の目は

ただ、その人が私達の一部の日常の

情報だけで判断し

正しいか正しくないかでジャッジし

「普通さぁ。」

なんて、もっともらしい言葉と表情で

人の心を刺してくの。

 

だからね、介護や子育てをしてる方

自分と家族の幸せだけを考えよう。

その間だけは、それでいい。

 

でもね、そんな風に自分のことだけ

考えてるうちに、だんだんと

社会が見えてきて、自分が見えてくる。

そしたらね、もうこっちのもの。

その経験がいつか何かを運んでくるから。

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