認知症サポーター養成講座に行ってみた。
町の保健センター主催の
認知症サポーター養成講座に
ずっと、興味はあったけど
行けてなかったので、昨日行ってみた。
けどね、認知症の人を実際に介護してる
当事者は、行かん方がいい。
自分の介護の出来てなさを
責めてしまう結果になりそうな雰囲気が
ガンガンしたから。
認知症の人に優しくした方がいい
間違いを指摘しないで、受け入れた方がいい
その方が、症状が進まない。
なんてことは、知ってるの。
正しい対応の仕方なんて知ってるの。
ただ、それがね
毎日のことになると出来ないから
出来てないって分かってるから
苦しんでるの。
そんな当事者が、この講座に行ったら
正論をまた突き付けられるだけ。
ただ、今回は、幸いなことに
私の座ったテーブルのグループには
4人中3人も、介護の当事者がいて
「あんなの、分かってるけど、出来ないから
苦しんでるんですよね(*_*)」
って、言えたから、良かった。
あんなの
みんな、介護の経験してない人ばっかりの
テーブルに座ったら、終わる。
ずっと、自分を責められてるような気分に
なってしまっても、おかしくない。
って思った。
ほんと、介護の講座は
もっと、リアルな声を拾ってから
開催して欲しいなぁ。
なんて、思った。
一緒に住んでないから
他人だから、甘えないから
優しく出来るんだ。
いや、同居してても、優しく出来る人もいる。
し、出来ない人もいる。
って、語って欲しい。知って欲しい。
そして、優しく出来ないのは
あなたが、冷たい人だからじゃない。
あなたが、悪い人だからじゃない。
ただ、今、そう出来なくなってるだけ。
なんだって、知って欲しい。