女三世代〜認知症の母を自宅介護〜ダブルケア日記@佐賀県みやき町

佐賀県みやき町で実家で認知症の実母と同居しながらダブルケアしているちぃこの日記です♪

大原さんとのセッションで分かったこと

母が認知症だと診断される
ちょっと前から同居が始まりました
 
最初は「お母さんの為」
だと思い
何処か出掛ける時は送迎する
庭に出たら、様子を見に行く
台所に立ったら、台所に行く
と、べったりな介護生活を送ってました
 
なのでね、何する時も
私が声かけするんです
その内ね、しょっちゅう喧嘩するようになり
ある日、母が叫んだの
「私を監視するのはやめて」
はっ!としました
 
私は、昔母にされて嫌だったように
母にしていたことに気付いたんです
 
しかもね、母の為だと言いながら
私自身の不安を解消する為に
私は母に干渉してたの
 
それに気付いてからは
一緒に台所に立つことをやめました。
出掛けても、ほっとくことにしました
だって、万が一迷子になっても
何処かから連絡があれば
迎えに行けると思ってたから
 
そしてね、1番大切にしたのは
「起こってないことを心配しない」
「起こってから、対策を考える」
ってこと
 
そうすると、喧嘩も少なくなってきました
(あ、でも、コンロだけはセンサーで消えるやつに買い替えたよ)
 
だってさ、台所仕事ひとつとっても
衛生観念が、まったく違う母と私
子どものこと、家族のことを考えると
不潔にはしたくない。
という思いが先行してしまい
母を責めてしまう私。
と、あんまり何も気にしてない母
 
例えば
・さっきまで食器を洗っていた流しに
 直接、食材を置く
・三角コーナーに、根菜類を置く
・洗剤をつけずに食器を洗う
これが気になって気になってしょうがない
 
でも、母は、まったく気にならない
だから我慢できずに口だしちゃうの
そうすると、必ず喧嘩になるから
一緒に台所に立たないようにしてたんだよね
 
でもね、最近、娘っ子が
台所仕事を手伝いたがるようになって
母と一緒に台所に立つと聞こえてくるのは
「あ~、だめだめ、それやっちゃいかん」
「もう、あんたは何もせんでいい」
「そがんしたらいかん、危なかろうもん」

という、否定と制止の言葉ばっかり


本当は、危ないかもしれないけど
やらせて上げて欲しい
信用して、任せて上げて欲しい
と私がもんもんとしていたのです。