女三世代〜認知症の母を自宅介護〜ダブルケア日記@佐賀県みやき町

佐賀県みやき町で実家で認知症の実母と同居しながらダブルケアしているちぃこの日記です♪

8月1日に、ダブルケアの専門家が、佐賀で講演会するんだって!

介護と育児を同時期に行うことを

ダブルケアと言うんだそうです。

www.gender.go.jp

(出典:育児と介護のダブルケアの実態に関する調査報告書から)

 

1号ちんが、4歳になる年くらいから

実母の認知症が発症し、同居をしていた私は

必然的に、そのまま介護をし始めました。

 

もうね、時系列とか

バラバラでしか思い出せずに

ほんと育児でも、どんどん忘れていくのに

介護してたことも、どんどん忘れていくんだよ〜!

 

全部、覚えておきたいのに

きっと覚えてたら、

悲しくなり過ぎたり辛すぎたりするから

忘れちゃうのかもなぁ。なんて思ったりね。

 

それでも、時々でも

こうやってブログに書き留めてるから

振り返りが出来るので、

あの時、いろんな感情を

書き留めようと思った自分に感謝だな。

 

それでも、実際に介護している時は

目の前の母に腹が立つことの方が多かったし

「なんでこんなことばっかりするの?」

って怒ったりしてた。

 

だからこそ

母が何をしようとしているのか様子を伺いながら、

やろうとしてることをどんどん取り上げて

失敗しないように、

大変なことにならないようにと

先回りして、介護してたら、母が

「もう、私のことを監視せんでぇ〜!!!!」

って泣いたこともあった。

 

「あぁ、これ、子育てと一緒やん。」

ってなった。

 

一人の人間として、その人に意思があり

失敗する権利も持っているってこと。

その後始末が、

大変なことになるかもしれんけど

それは、環境調整で、

いくらでも予防出来ると言うこと。

もう、全てが、介護も子育ても同じだった。

 

今その人が、出来ること出来ないことを観察し

考察し、出来ないことでも、

どうやったら出来るのか?

もう、何をサポートしても出来ないのか?を

徹底的に、洗い出す。

mamaroma1109-kaigo-kiroku.hatenablog.com

 

そしたら、環境を整えたら、自分で出来ること。

環境を整えても、無理なこと。が分かる。

その無理なことを、どうやったら

しなくていいことにしていけるか?

なんかね、そう言うことばっかりやってたな。

 

まぁ、そうやって観察して環境調整してって

サポートするんだけど、日々出来ないことが

一つずつ増えていくんだよね〜。

 

最後の方は、私、眠ってるんだけど眠ってない。

みたいな状態が、毎日続いてて

イライラもMAXだったと思うもん。

人間、眠れないって、ほんと相当負担がかかる。

いつもだったら、大丈夫なことでも

イラついて怒鳴ったりしてた気がする。

 

ショートステイも、

1日2日行ってくれただけじゃ、心の平穏は、戻ってこない。

日々の雑用をこなすだけで、終わる。

1週間くらいショートに行って貰えたら

ようやく、心身のリフレッシュが

何とか出来るかな?って感覚だった。

 

介護をしている人が、健康でなければ

ダブルケアは、成り立たない。

でも、ダブルケアの当事者は、なかなか休む時間を

取ることが難しいのも、現状としてある。

 

だからこそ、ダブルケア当事者がどうやったら

自分の心身の健康を保つための行動が

出来るのかな?って、考えていきたいよね〜?

 

と、朧げに考えていたら

ダブルケア仲間のくろあささんからの紹介で

ダブルケアの研究をされている方とお会いしました。

 

その方も、介護を経験された方で

現在、大学院で、ダブルケア当事者の方が

自身の健康を後回しにしてしまうのを

どうやったら回避出来るのか?を研究しているそう。

 

その一環で、8月1日には、

ダブルケアの専門家をお呼びして

講演会を佐賀で開催されるそうです。

とても貴重な機会なので、

私も参加しようと思ってます。

講演会の情報は、ここにアップされる予定です。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100092713071961

 

私にとっては、とても身近なダブルケアだけど

まだまだ世間一般では、

認知度低いこともあるみたいなので

もっともっと、

介護と子育てを同時期にやっている人に

「もっと休んでいいんだよ。」

「自分の時間を楽しんでいいんだよ。」

って言うのを、

届けられたらいいな。と思いました。

 

ってことで、こんなランチを

たまには、友達と食べにいくのもありだよな。

と思うのです!