女三世代〜認知症の母を自宅介護〜ダブルケア日記@佐賀県みやき町

佐賀県みやき町で実家で認知症の実母と同居しながらダブルケアしているちぃこの日記です♪

現在、母は、認知症対応型のグループホームに入所しました。

こんな幸せな時間を過ごすことが

可能になったのも、グループホーム

母が入所したおかげだと思うのです。

 

今年の4月までは

まだ母は自宅で介護していたし

デイサービスとショートステイを使って

なんとかやり過ごせてたんだよね〜。

 

でも、5月になって

季節が変わり始めた頃から

朝の徘徊の回数が増えてね。

 

しかも、帰ってこれなくなって

1週間のうちに、2回も、警察のお世話になってね

もう、私の心の限界がきたんだよね〜。

 

だって、母がいなくなっても

警察に連絡するのが怖いんだもん。

「また、お宅ですか?」

「なんで、ちゃんと鍵を締めて閉じ込めておかないんですか?」

「ちゃんと見ておかないと危ないじゃないですか?」

 

「も〜まじで、子育てしながら、介護してみてん?

ずっと見ておくなんて無理やけん。

鍵しめたって、無理矢理でもこじ開けて

出て行こうとするけん、そっちの方が危ないって。」

って思うんだけどね、やっぱりそんな風に言われたり

そんなことを思っている対応をされるとさ

まぁ、かなり傷つくのだよ。

 

で、5月に入ってすぐに、入所出来る施設を探して

今の認知症対応型のグループホーム

入所してもらうことに決まったんだよね。

 

でも、直前までは

まだまだ一緒に過ごせると思ってたし

まだ自宅介護を続けるつもりだったんだけど

やっぱりね徘徊が頻繁になると無理だった。

 

下の世話が必要になったら預けるつもりだったけど

その前に、徘徊で私の精神的な負担がマックスになって

預けることになってしまったなぁ。

 

今でもまだ、本当にあの時期に

預けるべきだったのか?

って葛藤をすることもあるけれど

 

母を預けたことで、下の娘の生活リズムと

保育園にいる間のやる気の出方が変わったの。

それがね、本当に劇的すぎて

ダブルケアをしていることでの母親の精神的な負担や

不安定さが、こんなにも子どもの成長に

影響するなんて思ってもみなかったので

これは、本当に、この時期に預けなかったら

この落差を体験することもなかったと思うと

本当、今でよかったと思ってる。

 

ダブルケアしている時って、もうちょっともうちょっと

って思うけど、本当に本当に

自分と自分の家族の幸せを考えて

一つ一つ決めた方がいいんだな。って

実感したので、預けたいと思っている人は

早めに預けた方がいいって思います。

 

もうね、外野の言うことは聞いちゃいけん。

自分たち家族が限界って思ったら限界なの。

自分たちが無理って思ったら、無理なんよ。

 

その無理を手放してしまえば

こんな時間も持てるようになるんだよねうんうん

これからの社会では

ダブルケア世帯が増えていくと思います。

 

ケアマネさんも施設も

十人十色で、合う合わないもあったりして

本当の意味で、介護者に寄り添えるサービスか?

と聞かれたら、不十分な部分もあると思います。

 

でも、本当に、高齢者のことを考えて

介護家族のことを考えて仕事をしてくれる

そんな人たちもいますので

ぜひぜひ、そんな人たちと繋がって欲しいなぁ。

って、自宅介護を終えた私は思います。

 

まだね、母は生きてるから

介護が終わったわけではないし

このグループホームで看取りをするかもわかんないので

まだまだ、これからではあるのだけれど

一旦、ダブルケアの自宅介護は終わったので

もし、何か聞きたいことがあったら

いつでも聞いてくださいね〜?