女三世代〜認知症の母を自宅介護〜ダブルケア日記@佐賀県みやき町

佐賀県みやき町で実家で認知症の実母と同居しながらダブルケアしているちぃこの日記です♪

夜になると、仕事に行くと言い始める。

今朝のNHKの深読みを観て
実際の認知症の介護の現場が
どんな様子なのか
を、もっともっと知ってもらえたら
いいなぁ
なんて、感じました
 
最近の母の日課は
夜になると仕事に行く準備をすること
 
え~と、母は、現在72歳
母が勤めていた日本たばこの
製造部門には、そんな高齢の方は
働けません
 
でも、どうやら、母の記憶は
父が亡くなってから7年のところに
夜になると戻るようで
7年ぶりに仕事に行きますと
ノートに書いてありました

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そう、母は早期退職したので
きっと、父が亡くなった時に
再度、働きに行けないか
試行錯誤したのでしょうね
 
そんな、母の生活歴が
介護の現場では、サービスに反映される
大切な要素の一つなのです
 
母のように、仕事をしていた方は
仕事に行かなきゃと言って
深夜徘徊したり
昼間も外出しようとしたりします。
 
専業主婦だった方は
買い物に行って、子どもが待ってる家に
帰らないと。と言って
外に出ようとしたりします
 
 
認知症の患者さん
一人一人に、ちゃんと理由があって
ウロウロしてるし、徘徊するんです。
 
私たちの生活のリズムや
常識にそぐわない、彼らの行動は
「問題行動」
として、目を付けられがちですが
いや、本当は理由があるんだよ。
と、知って欲しいなぁって思うのです
 
と、考えたら
子どもも高齢者も
問題行動だと捉えているのは
一体誰なんだろうね
誰が困るから問題なのか
を考えてみると
その問題は問題じゃなくなるかもよ~