女三世代〜認知症の母を自宅介護〜ダブルケア日記@佐賀県みやき町

佐賀県みやき町で実家で認知症の実母と同居しながらダブルケアしているちぃこの日記です♪

やはり、自然界のリズムと連動してると思うんです。

ちょっと長めのショートステイから

帰宅した母ですが

その後、朝の徘徊が、少し減りました。

というか、鳥栖まで行く!

といった感じがなくなりまして

 

自宅の周りを散策してるか

ワラビ採りに行っていた裏の林辺りまで行き

20分くらいで帰宅する。

というリズムに落ち着き始めています。

 

やっぱり、秋口になると

活発だった動きが

緩やかになるんだなぁ。と実感。

 

日照時間の関係もあるのかな?

ビタミンDの生成が減るのかな?

この辺りは、色々と調べてみたら

面白いのかもなぁ。

 

まぁ、自宅周辺になったので

以前よりも、草花のお持ち帰りが

頻繁に、そして大量になったので

処理が大変ですが

朝から探し回ることを考えたら

こんなの、屁の河童ですな。(笑)

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「特に問題ありませんでした。」に潜むのは?

先日、3泊4日のショーステイに

母に行ってもらいました。

 

最近の母は
外に出るのを止めると
腹を立てて、意地を張って
迎えに行ったとしても
車に乗るのを断固拒否。


みたいになっていて
ちょっと、困っていたんです。

朝から、そんな風になられると

夫ちゃんの仕事に間に合わないし

娘っ子の保育園も遅刻してしまう。

 

たまにならいいけれど

それが、毎日続くと

遅刻のストレスが、ちょっとずつ

澱のように、溜まってく。

 

母が、認知症を発症してから7年。
少しずつ少しずつ進行しています。

 

だからね、一旦
母と家族が離れて過ごしてみて

私たちの生活を立て直し
母も、気を落ち着けた方がいいかな?
なんて思ったんです。

 

 

夏になって、本当に活動が活発になって
朝と夕方に、目が離せなくなってきて
夫ちゃんも私も娘たちも
どうやったら、かあしゃんが
家に居てくれるかな?
って考え続けてたんだよね。

 

でも、毎年
秋くらいになるとね
少し行動が鈍くなるというか
ゆっくりなるのがパターンだから
今、この瞬間に、施設入所を決めるのも
なんか、まだ早くない?
って気もするんです。

 

なので、施設の見学は、進めるけど
秋〜冬にかけての変化を見てからでも
遅くないんやない?って。

 

で、ショーステイの最終日。
施設の見学も兼ねて
お迎えに行ったらね
私を一目見た瞬間の母の顔
すんごく、嬉しそうで
心底安心した顔で
私に向かって手を振ってきました。

「あぁ、施設の人が全然大丈夫でしたよ。
って、言ってしまえるくらい
おとなしくなってしまうほど
不安だったんだろうなぁ。」
って。

 

自分のやりたいこと
子育て、仕事
確かに、スピードも落ちるし
自分の都合のいいようには
いかなくなるかもしれんけど

 

もう少し、もう少しだけ
私は、母と一緒にいたい。

 

母と笑いあえる時間を
娘っ子達と、遊べる時間を
どうにかして、実現して行きたいんだと
そう、痛感しました。

 

私が倒れるのは本末転倒なので
無理はしないけどね〜。

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主たる介護者が、4泊5日の旅に出る!

先月末、私、4泊5日の旅に出ました!

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1年に1度の「お母さん大学」主催の

お母さんに乾杯。というイベントに

お母さん業界新聞ちっご版のスタッフと

出席するために。

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ていう、目的と

もう一つは、1号ちんを出産してから

独身時代に行っていたバーや

その時に遊んでた友達と会ってなくって

久々に今回、会いに行くことにしたんです。

 

でもね、それを夫ちゃんに伝える時は

ドキドキしました。

 

だって、子どもを2人1日預けるのも

今年に入ってから、徐々に増えてきてて

「あぁ、夫ちゃん、イケるやん!」

って、実感して来てる途中やし

 

いきなり、4泊はムリかな?

とか、色々考えたけどね

ちょうど、土日を挟むことだし

きっと、土日は、向こうの実家に帰るよね?

ってことは、正味、金曜と月曜だけやん!

なら、イケるくない?

と、子ども達については、クリア。

 

次は、かあしゃんのこと。

毎日、デイサービスに行ってるとは言え

最近は、朝方に、お出かけされることが多く

私が2号ちんを保育園に送る途中で

いつものルートを歩いてるのを

ピックアップとか

いつものルートを歩いてるのを

夫ちゃんがピックアップ

なんて日々が続いてたので

金土日は、ショートじゃないと危険だなぁ。

と思ったので、かあしゃんのことは

そんな風にしようと思ってる。

 

という状態で、夫ちゃんに聞いてみたら

あっさりと、ほんとにあっさりと

「いいんじゃない?」

との答えが出たのですよ!

 

いやぁ、言ってみないとわからないσ(^_^;)

 

ってことで、早急に動きまして

ショートステイの予約を入れて

デイサービスからの帰宅の時間と

ショートステイのお迎えの時間も

それぞれの施設に調整して頂きまして

無事、私は出発したのです。

 

主たる介護者が、外出する。

それも、4泊してくる!

なんて、本当に信じられない!

なんて、声が聞こえて来そうですがね

確かにね、その気持ちも分かりますよ。

 

でもね、自分自身の時間をね

主たる介護者としての自分でなく

子育てしてる母親としての自分でなく

私、としての自分を取り戻す時間がないと

本当に深みにハマってくな。

と実感しているのでね

あえて、こうさせて頂いております。

 

自分自身を忘れないって大事。

 

そこを大事にしていれば

自然と他の人を大事に出来るんです(≧∇≦)

本日、今日感テレビ内で、放送されるようです。

 

先日、福岡のテレビ局に
取材をして頂きました。

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現在、私は、子育てと介護を同時にしている
ダブルケアという状態にあります。

 

ここ数年で、この言葉が広まり
「あ、私、この状態だ!」
と、認識する人が増えてきています。

 

この言葉が出来る前から
そのような状態にある家族は
たくさん、あったと思いますが

やっぱりね、言葉が出来ると
その状態を、すぐにイメージ出来るせいか
世の中の認識の変化が加速する気がするなぁ。


なんてことを思いつつ
やっぱり、子育ても介護も
どうしても、周りからの
「こうあるべき」
「普通は、こうでしょ」
が、当事者を追い詰めていくことが
多々あるなぁって、当事者になってみて
感じることが多々あるので

私自身が、どう感じているか?
どんな事を気をつけて、
ダブルケアをしているか?
を沢山の人に知ってもらって
仲間を集めたいなぁ。
なんて思っているのです。


子育てだって、自然療法だって
きっと、この方向が家族が幸せだよね〜?
と思って決断して、過ごしていても
似たような価値観を持っている仲間がいないと
心細くなったり、

不安になったりするんだよね。

 

だからこそ、子育ても介護も
ハッピーにしていいし
ダブルケアしてるからって、
不幸である必要はないんだよって

 

デイサービスに行ってもらってる間に
自分が好きなことして
一旦、家のこと
ほったらかしにしてもいいんだよ。
って、伝えたいし、
「そうだよね〜
自分がフラットでいるのが1番大事!」
って、サポートし合える
仲間が欲しいのです。
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本日、こちらの番組で、14時〜15時の間に
放送予定ですので、ご覧になれる方は、
ご覧になってくださいませ〜♪


http://rkb.jp/kyokan/

 

今日感テレビの取材が入りました♪

今週、ダブルケアの現状を取材したいと

今日感テレビの方から連絡がありました。

 

なかなか出会えない

ダブルケアの当事者の人たちと

出会うきっかけになって

みんなで集まって、たくさんたくさん

話しが出来たらいいなぁ。

って思うようになってきたので

そのきっかけになればと

取材を受けています。

 

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私が赤裸々に書いたり、テレビに出ることで

誰かの力になったらいいな。

と始めたことだったけど

今では、一緒に乗り越えていける仲間を

作りたいな。と思うようになりました。

 

放映は、来週の金曜日の予定です。

 

 

幸せになっていいんだよ。

今朝のね朝ドラのセリフ

「幸せになっていいんだよ。」

 

介護をしていると、自分の肉親

もしくは、義理の両親とかさ

まぁ、自分にすんごい近い人が

大変な状況だったりするわけじゃない?

そしたらさ、何故かさ

自分が、幸せになることに対して

禁止したり、ブレーキをかけたりするんだよね。

 

それは、世間の印象もそうなんだけど

一般的に、大変だったり不幸なことが

その家族に起きた時、起きている時に

その家族が楽しかったり

幸せだったりすることが

いけないことかのように思っていたり

そんなのけしからん!って

怒ってる人とかいるんだよね。

 

もうさ、ごめんね

大変かもしれない

悲しいかもしれない

苦しいかもしれない

でもね、

幸せじゃない

楽しくない

面白くない

ワケじゃないですから〜!

 

苦しい悲しい大変。

なんて、私が感じている

1部の感情ですから。

 

それが全てではないし、

それが全てである必要はない。

 

だからね、ダブルケアで大変だろうが

子育てて大変だろうが

介護で大変だろうが

不幸である必要は、まったくない。

 

幸せで楽しく、朗らかであっていいんです。

 

 

父が亡くなって

火葬場に行く準備をしながら

からの骨壺持って、玄関から出ようとした時

ちょうど、母と私と弟だけになって

母が、草履を履こうと一段降りた瞬間

「ぶっ!」

って、母がおならしたんだよね〜。

 

そしたら、3人でさ思わず爆笑しちゃって。

その時にね、あ、大丈夫だ。

って思ったの。

うちら家族らしいなぁ。ってもね。

 

何も知らない人たちからしたら

家族が亡くなったのに!

って思う方もいると思うけど

そうやって、変わらない日々

確かにいなくなったけど

生きている私たちは、これから先も

家族として生きて行くんだし

楽しくてもいいし、悲しくてもいいし

面白くてもいいし、ホッとしてもいいし

どんな感情であろうと

それでいいんです。

いいんですよ〜。

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私の中にある後悔

私は、東京に出て仕事をしてました。

高校生の頃に、やりたい!と思った

音楽の仕事をする為に。

 

音楽の専門学校に行った時に

誰に言われたか忘れたんだけど、

「親の死に目には会えないから。」

って言われたんだよね〜。

 

で、父の時は案の定そうだった。

死に目には会えなかったんだよね。

 

でね、今日、母と話してて

私は、やっぱりそのことを後悔してるんだな。

って、実感した。

 

母が、歩いて居なくなるのはいい。

帰って来てくれさえすれば。

行方不明とか、途中で死ななければ。

お父さんの死に目にも会えんかったのに

お母さんの死に目にも会えないのは

私、イヤだ。

 

って、言ってたんだよね〜。

内心「ほぉえ〜。」だった。

 

私、そんなこと思ってたの?

そんな風に感じてたの?

って。

 

なのでね、私は、やっぱり

母のことを看取りたいし

死に目には会いたいと思ってるみたい。

 

それが、分かれただけでも

ありがたいね。