女三世代〜認知症の母を自宅介護〜ダブルケア日記@佐賀県みやき町

佐賀県みやき町で実家で認知症の実母と同居しながらダブルケアしているちぃこの日記です♪

悲しいなぁ。寂しいなぁ。

ここ数日、会社に行かなきゃと
思っているお母さん
でも書いたけどね
 
しかも、早出で3時とかに
出発していた時に戻ってるようで
夜中からドタバタ
 
今朝も、4時くらいから
ドタバタしてて
部屋の外から声をかけてくる
しまいには、勤めていた会社に電話しようと
104で、番号を聞いている様子
 
しばらく、様子を伺ったいたけど
どうやら、本当に電話が繋がったようで
慌てて、部屋から出て行き
電話を変わってもらい、すみません。
と言って切った。
 
なんだか、悲しくて悲しくて
母を抱きしめながら
お母さん、仕事は、お父さんが死ぬ前に
一緒におりたいけん、て言って辞めたやろ?
もう、13年も前よ。
 
と、通じないし、混乱させるのは
分かっていたけれど
伝えてみた。
 
でも、やっぱり
そんなことなか。
そげんこと、あるわけなかろうもん。
この間まで働きよったやん。
って言われた。
 
あぁ、お母さんが
私のお母さんが居なくなる。
って思った。
 
悲しいし、寂しい。
全てを話してる訳ではないけど
色んなことを報告したり
相談したりしていた
お母さんが、居なくなるって悲しい。
 
あぁ、でもなんでこんなに悲しいの?
何を思って、悲しいんだろう?
って言ったら、夫ちゃんが
訳の分からん悲しさがあったって
いいんじゃないの?
って。
 
そうだよね、訳わからんけど
ただただ悲しい。でもいいんだよね。
 
でもさ、なんか
お母さんが居なくなるような
気がしたけど
お母さんは、そこにいるんだよね。
 
確かに、今の自分の現状が
認知できなかったり
記憶が飛んだりしてるけど
お母さんは、お母さんだった
イライラしたり、癇癪起こしたりするけど
朝にはやっぱりお母さんだった。
 
きっと、そこにいて
目の前の人の世話をしようとしたり
娘っ子達への優しい眼差しを
向けているだけでも
お母さんなんだと思う。
 
何かが作れたりしなくていい
何かができなくたっていい
ただ、そこにいて
優しい眼差しで微笑みかけてくれさえすれば
それで、私は幸せなんだと思った。
 
お母さん、大好きだよ。