女三世代〜認知症の母を自宅介護〜ダブルケア日記@佐賀県みやき町

佐賀県みやき町で実家で認知症の実母と同居しながらダブルケアしているちぃこの日記です♪

地味に困ること〜コンセントを抜いてしまう。〜

 母は、昔から節約家で

なるべく、お金を使わないで

貯蓄や住宅ローンの返済に回していたようです。

 

でね、最近、地味に困るのは

台所のファンヒーターのプラグと一緒に

インターホンのプラグも一緒に

抜いてしまうこと。

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ここにね、並んでさしてるのよね。

他に移せばいいのかもしれないけれど

構造上、ここしかないの(^◇^;)

 

ほんと、今日も

抜いてあったことに気づかず

出かけてしまっていて

荷物の受け取りが明日になってしまった(^◇^;)

 

前もこれで、弟が残して行った冷蔵庫内の

冷凍食品とか、様々なものを

溶かしたり、抜いたままに気づかずに

カビが生えてたらしたなぁ。

 

もう、ほんと、手当たり次第に抜くのは

地味に困るので、やめて頂きたい。

 

とは思うけど、ま、無理なんだよねσ^_^;

うん、知ってる(汗)

母のモンペ〜大事にしていた物だから〜

母が、庭仕事をしている時に

愛用していたモンペ

 

膝の下の部分と

太ももの裏の部分が

破けていたんだけど

ずっと、放置してました。

 

きっと、昔の母だったら

さっと、繕って、また履いてただろうなぁ。

と思い、繕ってあげようと思い、早1年(^◇^;)

 

先日、やっと、やる気が起きまして

縫い縫いさせて貰いました。

 

けどね、うまい方法が思いつかず

裏から記事当てて

ダメージジーンズ風の繕いになってしまった!

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果たして、これで履いてくれるのかな?

 

もう1つの穴は

当て布するのが億劫で

こんな感じに(^◇^;)

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もうね、裁縫苦手なんよね〜|( ̄3 ̄)|

 

でも、これは自己満足なので

これで良しとする!

 

ついでに、2号ちんの保育園用のズボンの

繕いものやってしまう。

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サイズが小さかったので

当て布が、いい感じにハマった( ^∀^)

 

まぁね、破れたら捨てていいと思うけど

なんかね、大事にしてたし

娘っ子達にも、こんな風にしたら

まだまだ使えるよ。

っていうのも、見て欲しかったので

今回は、繕ってみました♪

 

次、繕うかどうかは

今は、分かりません(^◇^;)

もしかしたら、スパッと捨てるかも( ^ω^ )

家に帰ったら、真っ暗だった!

今日は、保育園の年長さんが登園する

最後の日だったので

み〜んなで、お別れしてたら

家に帰るのが遅くなった。

 

帰りながら

「昨日買ったキャベツは

きっと、かあしゃんな料理に

使われてるよね〜」

「あぁ、ご飯もそのまま置いてきたけん

あれも猫まんま化決定やね。」

とか思いながら19時頃に帰り着くと

家中の電気が点いてない。

 

あれ、またどっかに行ってしまったのかな?

と急いで部屋に行ってみると

なんと、もう寝てる!

 

早くない?と思いつつ

台所のチェックをしてみたら

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案の定、猫まんま。

 

多分、野菜と水を入れて

煮込んだところにご飯投入した感じ。

これ、本当に食欲なくなるんだよね。

 

で、夕飯作ろうと思って

石油ファンヒーターをつけようと思ったら

何故か、つかない。

あ!と思ってコンセントを見ると

物の見事に、全部抜かれてる。

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これもね、認知症の症状で

抜いていいものといけないものの

判断がつかなくなるんだって。

 

これね、インターホンのコンセントも

がっつり抜いてあるからね

まじで、困るんだよね。

 

でもね、今日改めて

母の進行ってどのくらいなんだろう?

って思って色々と調べてみたら

まだ、中等度辺りが1番近いかな?

ってことはさ、発症して6年間は

初期段階が緩やかに下降しながら

続いてたってことなんだよね。

 

これって、進行がゆっくりな方なのかな?

その要因に、娘っ子たちが関与してそうな

そんな気がしてるんだよね^ ^

 

まぁ、ダブルケア

大変なこともあるけれど

もしかしたら、本人にとっては

良いことなのかもしれないなぁ。

少しずつ少しずつ異食が増えてるかも?

朝から、台所に立っていたので

覗き込んでみたら

甘夏の薄皮を、刻んでる。

 

いやいや、外の皮ならまだ

砂糖漬けとかに出来るやろうけど

薄皮かよ。

 

と思って、それ薄皮やけど。

って言うと

「よかやんね、私が食べるとやけん」

と言う。

 

いや、食べられない物を

食べなくて良くない?

と、捨てたけど。

 

その前は、生の玉ねぎを

味噌汁に入れて

そのまま食べようとしてるから

「お母さん、それ生やん。」

って言うと、これまた

「私が食べるとやけん、良かやん。」

とのお返事でしたので、ほっとく。

 

そしたら、殆ど食べずに

流しに置いてあった。

やけん言ったやん。

と思うけど、もうほっといた方が楽なのかも?

とか思いつつ、やっぱりほっとけないのは

私が構いすぎなのかもなぁ。

と、ちょっと反省。

 

死ななきゃいいんだよね。ほんと。

子育てと同じで死なないようにだけ

見守っておけば

あとは、やりたいようにやらせたら

ここまで、喧嘩しなくてもいいんだよね。

と思いつつね、なかなか難しいです。

当たり前が当たり前に存在すること。

「お母さーん!」
って呼んで
「はーい。」
って返事が返ってくることが
当たり前じゃないんだなぁ。
ということを痛感しました。


先日ね、うちの母が
行方不明になったんです。
アルツハイマー認知症を患っていても
日頃から、散歩に行ったり
鳥栖からみやき町(片道12キロくらい)を
往復していたりしていたので

私も、ケアマネさんも、ヘルパーさんも
いつもの長めの散歩だと
夕方まで思ってたんです。

でもね、先日は違っていて
18時を過ぎても帰ってこない。

あ、これヤバイやつやん。って思った。

と同時に、本当に肝を冷やしました。

警察や消防団、近所の方
施設の方、デイサービスの方
本当に沢山の方に、一緒に
母を探して貰いました。

でも、夜の間は見つからず
深夜1時の時点で、一旦捜索は中止。

一瞬うつらうつらしたのですが
3時くらいからは、居てもたってもいられず
鳥栖方面を探しに1人でウロウロしました。

車の中でいくら「お母さん」って呼んでも
返事がないのは当たり前だけど
部屋の中や倉庫の中へ向かって
呼んでも返事がない。

いつもだったら、間の抜けた用な返事を
返してくれる母がいない。

あぁ、これでお別れなのかな
こんなの嫌だな。
もっともっと
私に出来たことあったんじゃない?
いや、何もできなくていいから
もっと一緒に笑い合えば良かった。

なんてことをグルグル考えていたら
玄関がガラガラッと開いて
明け方、母が帰ってきました。

玄関先で、子どもみたいに
わぁーわぁー泣きながら母に抱きつきました。
こんなに泣きながら抱きついたの
子どもの時以来だな。って後から思いました。

そのくらい、母が居なくなるかも
と想像した時の、心の痛みは
尋常じゃなかった。

あぁ、お母さんって、すごい存在なんだな
って改めて感じてしまった。

翌日は、デイサービスのあと

ショートステイを利用した母。
すでに、先日のことは忘れているとのこと。
うん、あんなに不安で怖くて怖くて
仕方がないことは、忘れてしまっていい。

これからは、もっともっと
家族みんなで笑い合えるように
そんな日々を送れるように

お母さんの面倒を見ようなんて思わないで
一緒に楽しく毎日を
笑って過ごすことを考えようって思いました。

うん、何が出来なくてもいい
本当に、あなたがそこに居てくれるだけで
私にとっては、心強い存在です。

あなたが笑ってくれているだけでいい。
本当に、子どもって
お母さんに対して、そう思っているんだって
痛感しました。

みなさんは、お母さんに
どんな風に生きていて欲しいですか

家族で山口旅行に行って来ました!

先日、私が山口へ

講座を受けに行くことにしたら

旦那ちゃんが、ついでに旅行しようか?

なんて言うもんだから、家族で旅行に

行くことにしたのです♪

 

でね、母をどうしようかな?

と思ったのですが

最近、娘っ子2号ちんがね

出かける時に、母が居ないと

「母しゃんは?おらんと?」

と、聞くようになってきたんです。

 

しかも、母がデイサービスに行ってる時に

家族だけで外出するとね

なんだか、心の中に

少〜しだけ、湧いてくる罪悪感。

 

なのでね、喧嘩する可能性もあったけど

帰ってくる時の後味の悪さを

想像したら、連れてった方がいいな。

と思って、連れて行きました!

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みんなで一緒の部屋に泊まり

立ち寄り湯に、女4人で入り

私が出来ないサポートは

1号ちんに頼んだりしながら

まぁ、無事に旅行を終えることが出来ました。

 

母の出来ないことは、増えているけど

子ども達が出来ることが増えてきてて

そうすることで、私もね

サポート出来ることが

少しずつ、出てきてるんだなぁ。って

実感した、旅行でした。

 

がね、やっぱりね

母が少しずつ、出来なくなってること

それを直視するのは

なんとなく、悲しいのだなぁ。

なんてことも感じた旅行でした。

1年半ぶりくらいに、母の料理を食べた日

昨日は、新しく試みを始めた

ヘルパーさんが入る日

 

火曜日だけ、デイに行っていないので

昼間の様子が心配だったので

ヘルパーさんが入ることで

無事を確認する為と

母が、どうしても作りたがる料理を

どうにか、みんなが食べられる形にして

母には、自信を取り戻してもらい

私も、イライラしてしまうポイントを減らす

という、2つのポイントを改善する為に

まずは、試してみることになったのです。

 

なんと2回目の先週は

母が、どこかに出かけたしまっていたので

中止(T . T)

 

昨日は、11時すぎても、

電話がならなかったので

無事に、出会えたんだなぁ。と一安心。

 

さて、夕方、自宅に戻ると

台所のテーブルの上にはハンバーグが!

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「お母さん、このハンバーグどうしたと?」

と聞くと

「あたしが作ったとよ」

と言うので、いつもの調子で

「え〜、そんな訳ないやん

どっから出して来たと?」

と言ったところで、

「あ!ヘルパーさんと作ったってこと?」

と思い出し、ヘルパーさんとの連絡帳を見る。

 

すると、どうやらヘルパーさんが入る前に

母は、近くのスーパーに買い物に行き

ひき肉を買って来ていたようで

ヘルパーさんと一緒に作った

ハンバーグだったんです!

 

お皿の向こう側にあるのは

大根葉を夕方、母が炒めたものみたい。

 

そして、冷蔵庫には、味噌汁が!

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こんな風にポストイットに書いて

貼ってくれていて

前回、味噌汁が汁と具に分かれていたのですが

そんなことにもならず

夕ご飯の準備がめちゃ楽でした。

 

ハンバーグを食べた娘っ子2号ちんが

「かあしゃんの作ったごはん、美味し〜♪」

って、母に言っていたのを聞いて

「あぁ、ヘルパーさん頼んで良かったなぁ。」

って心底思いました。

 

母も、久しぶりに機嫌が良かったなぁ。

 

今後も、続けてみて、どうなるか?

観察しながら、母の尊厳を保つために

どんな形が最適なのか?

を考えて行きたいと思います。

 

前日は、こんな料理を作ってたのでね

感動もひとしおでした(๑˃̵ᴗ˂̵)

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