女三世代〜認知症の母を自宅介護〜ダブルケア日記@佐賀県みやき町

佐賀県みやき町で実家で認知症の実母と同居しながらダブルケアしているちぃこの日記です♪

家族で出かける度に思い出すのは母のこと。

こうやって、子ども達と楽しく過ごしていると

必ず、母のことを思い出す。

ここに母が居たら
どんな風に過ごすだろうか?
「きっと、子ども達と一緒に
きゃっきゃ言いながら楽しむんだろうな。」
とか
「自分の興味の赴くままに歩いて行っちゃって
また、私、1人でプンプン怒るかな。」
とか
「2号ちんと2人で
ズンズン歩いて行っちゃうかな。」
とか、もーさ、ちょいちょい母を思い出す。

多分、一緒に出かけようと思ったら
まだ出掛けられるのに
って、どっかで分かってるのに
また、イライラして
母に怒ってしまうかもな。
とか考えると、足がすくむ。
 
2号ちんの運動会では
「やっぱり連れてくれば良かったかな。」
と思うし
卒園式では
「一瞬だけでも、連れて来て貰えば良かったかな。」
と思うし
桜の時期には
「かあしゃんも、花見に誘えば良かったかな。」
って、頭の隅から離れない。
 
ただ、やっぱり
母を連れて来るのには
付きっ切りで1人、母のことを見守る人が必要で
運動会も、卒園式も
それが難しいのはわかってて。
 
いやもしかしたら何か方法は
あったのかもしれないね。
でも、それを考えるだけの余力がない。
ってのも確かなんだよな。
 
あー、何度も何度も思うけど
この「一緒に過ごせない」という切なさと
預けてしまった。という
小さな後悔は、ずっとなくならない。
 
それでも、私は
家族の時間を大事にしながら
母との時間も大事にする方法を
模索していくしかないんだな。とも思う。
 
今度、みんなで会いに行こう。